- 子どもが生まれるけど、教育資金どうしよう
- 実は専門家からすると「学資保険はおすすめしない」のかな?
- 旦那にもしものことがあったら、この子に十分な教育を届けてあげられないかもしれない
子どもが生まれると新たに考えないといけなくなる教育資金。
「子どもには何不自由なくやりたいことをやらせてあげたい」と思えば思うほど、お金は必要になりますよね。
しかし、考えれば考えるほど沼にハマります。声を大にして言いたい
「結局、学資保険はおすすめできる?よく分からない!」と。
幼稚園から大学まで公立・国立に通ったとしても一人当たりの学費は約1,000万円。
つまり、
最低でも1,000万円以上が教育資金として確保しなければなりません。
幼稚園から私立に通った場合には2,500万円以上。(コレが現実…)
それに加えて大学受験のための塾やその他習い事の月謝も払うとなると、3,000万円近く必要になるでしょう。
教育資金の確保のために月々の貯金がいくら必要なのか、すべて国公立だった場合の1,000万円で考えてみましょう。
子どもの成人までの20年で教育資金を確保するとすれば、月4-5万。
「月4-5万だったら無理じゃないかも」と思ったそこのあなた。
それは旦那さんが働き続けることができて、今の給料が安定的に入ってくる場合ですよね。
あなたがこの記事を開いたのは教育資金に不安を感じて学資保険を検討しているから。
「万が一のことがあってお金を稼げなくなり、教育資金が確保できなくなったらどうしよう」と不安になっているんですよね。
学資保険は、保護者に万が一のことがあったとしても子どもの教育資金を確実に確保するために存在する保険です。
様々な家庭のニーズに合わせるために、各社多彩なプランを用意してくれています。
ただ種類が多いため、自分の家庭にあったベストな保険が分からず悩んでいるのではないでしょうか。
実は、私も先日母になりました。
※記事の担当者は2021年に第一子が誕生しました。
娘の教育資金をどう確保するか悩み、ファイナンシャルプランナーの方にお話を聞いたり必死に動きました。
結論から言うと、学資保険をうまく活用するためには支払額に無理のない保険の契約がベストです。
「ちょっと生活無理してるけど子どものためだから」なんて契約はNG。
保険料を払えなくなり途中解約。
結局教育資金を確保できず頭を抱える結果になります。
ゆとりある生活をしながら支払い続けられる保険にすれば、
日々の生活を充実させながらお子さんの教育資金が確保できます。
詳細が気になる方に向けて、学資保険の選び方のコツや各社の学資保険の特徴を徹底的に調査しました。
実際母として教育資金を考えた私だからこそ伝えられる、学資保険の魅力や選び方をご紹介します。
また本記事ではおすすめ学資保険をランキング形式にしてみました。
どんな家庭状況の人におすすめであるかも調べたので、自分の家庭にあった保険を見つけるための参考にしてみてください。
この記事1つだけ読めば、学資保険加入に向けて一歩踏み出せること間違いなしです。心を込めて書きました。
目次
1.おすすめの学資保険TOP7【お得で安心の学資保険】
結局学資保険って何がいいの?
様々な保険会社が、多彩なプランを用意している学資保険。
万が一の教育資金にそなえるので、一番気になるのは保険金に対していくら返ってくるかと保障内容ではないでしょうか。
保険金に対していくら返ってくるかは、「返戻率」を用いれば比較できます。※返戻率=(受け取る額/支払う額)*100
返戻率が100%をこえる保険では、支払った保険金以上の額を受け取れるというわけです。
今回は各社の学資保険を徹底的に比較し、あなたの気になる返戻率と保障内容の観点からランキングをつくったので、一緒に見ていきましょう!
大学の学費のために教育資金を貯めたい人向け
順位 | 保険名(企業名) | おすすめしたい人 | 保障内容 | 大学の学費が心配な方 | 月々の支払い | 払込期間 | 受取総額 | 返戻率 |
1 | 学資保険スクエア(ソニー生命) | プロに直接相談しながら決めたい人 | 死亡また高度障害状態や不慮の事故による障害の場合は保険料免除 | Ⅲ型 | 23,682円 | 10歳まで | 300万円 | 105.5% |
2 | つみたて学資(明治安田生命) | 今すぐ全額払込できる人 | 死亡また高度障害状態の場合は保険料免除Ⅱ型を選択するとがん保険が付く | Ⅰ型 | 23,640円 | 10歳まで | 300万円 | 105.7% |
3 | こども共済(JA共済) | 孫の教育資金を備えたい人 | 死亡また高度障害状態や災害による障害の場合は保険料免除 | 学資金型大学プラン | 236,412円/年 | 12歳まで | 300万円 | 105.7% |
4 | ニッセイ学資保険(日本生命) | 育児相談をしたい人 | 死亡の場合は保険料免除 | こども祝い金なし型 | 23,320円 | 10歳まで | 300万円 | 107.2% |
5 | みらいのつばさ5年ごと配当付学資保険(フコク生命) | 兄弟が多い人 | 死亡また高度障害状態や不慮の事故による障害の場合は保険料免除 | J型 | 14,354円 | 11歳まで | 200万円 | 105.5% |
6 | 学資保険 はじめのかんぽ(かんぽ生命) | 入院や手術の費用に不安がある人 | 万が一の時にはその後の保険料免除総合医療特約で病気やけがの入院に対応 | 「大学入学時+在学中」の学資金準備コース | 15,720円 | 18歳まで | 300万円 | 88.4% |
7 | スミセイの学資保険(住友生命) | 契約者に万が一のことがあっても保険料を支払える人 | 子どもの入院や手術の保障を付加可能 | たのしみキャンバス | 20,145円 | 12歳まで | 約299.7万円 | 103.4% |
中高の入学準備金にも教育資金を使いたい人向け
保険名(企業名) | 中高の入学金も心配な方 | 月々の支払い | 払込期間 | 受取総額 | 返戻率 |
学資保険スクエア(ソニー生命) | Ⅰ型 | 23,868円 | 10歳まで | 288万円 | 100.5% |
つみたて学資(明治安田生命) | ない | ||||
こども共済(JA共済) | 祝金型(子どもの万一の保障付) | 144,492円/年 | 22歳まで | 300万円 | 94.4% |
ニッセイ学資保険(日本生命) | こども祝い金あり型 | 16,290円 | 18歳まで | 360万円 | 102.3% |
みらいのつばさ5年ごと配当付学資保険(フコク生命) | S型 | 15,186円 | 11歳まで | 210万円 | 104.7% |
学資保険 はじめのかんぽ(かんぽ生命) | 「小・中・高+大学入学時の」学資金準備コース | 20,160円 | 18歳まで | 390万円 | 90.0% |
スミセイの学資保険(住友生命) | こどもすくすく保険 | 8,192円 | 12歳まで | 120万円 | 101.7% |
1-1.ソニー生命「学資保険スクエア」
ソニー生命が提供する「学資保険スクエア」は、万が一の保障が充実しながらも、確実に貯蓄できる学資保険です。
返戻率は最大で106.3%と、他者のサービスに比べ高めの返戻率になっています。
また、返戻率が高いだけでなく、契約者に万が一の事態が起こった場合の保険金免除など保障も充実しています。
また、ソニー生命の学資保険は種類が多く少し複雑そうに見えるのですが、学資保険専任のアドバイザーがいます。
アドバイザーが一緒にあなたの家庭にあったプランを考えてくれるので、知識がなくてもよりよりプランを選べること間違いなしです。
1-2.明治安田生命「つみたて学資」
明治安田生命が提供する「つみたて学資」は最もお金がかかる大学の時期に教育資金を得られる、貯蓄に特化した学資保険です。
保険料を一括で払った場合にはなんと返戻率が109.0%になります。
200万円受け取りたい場合は約185万円、300万円受け取りたい方は約275万円を一括で払える方は「つみたて学資」がおすすめです。
また、保険金賀5回に分けて支払われるのですが、据え置きして必要な時に受け取ること出来ます。
家庭によって異なる教育資金の必要な時期は異なります。
据え置きした祝金を用いれば、それぞれの家庭に合わせた教育資金の活用が可能となっています。
1-3.JA共済「こども共済」
JA共済が提供する「こども共済」は、契約できる年齢制限が広い学資保険です。
どれくらい広いのかというと、親だけでなく祖父母の年代まで契約が可能。
孫の教育資金を確保してあげたいと思うおじいちゃんおばあちゃんが契約することができてしまいます。
また、子どもの死亡保障もついているという特徴があります。
ただし、プランや支払期間などによっては支払った保険金よりも受取額の方が少なくなるので要注意です。
1-4.日本生命「ニッセイ学資保険」
日本生命が提供する「ニッセイ学資保険」は、貯蓄に特化した学資保険です。
返戻率は他社の学資保険よりも高くなっていて、効率よく教育資金を貯められます。
しかし、保険料免除は契約者が死亡の場合のみ。
他社と違い、高度障害状態時の保険料免除はありません。
また祝金制度をつけられ、大学だけでなく小中高への入学にかかる費用を確保することもできます。
また、ニッセイ学資保険に契約すると24時間365日対応してくれる「育児相談ほっとライン」が利用できます。
育児について周りに相談できる人がいない場合や、夜間であっても気軽に相談できる存在に居てほしいひとにはおすすめです。
1-5.フコク生命「みらいのつばさ5年ごと配当付学資保険」
フコク生命が提供する「みらいのつばさ5年ごと配当付学資保険」は、兄弟割引を導入しています。
兄弟割引によって二人目以降の子どもの保険料が安くなります。
また、祝金を据え置きして必要な時に引き出すことも可能。
そのため、必要な時にお金を受け取れます。
受取時期の柔軟性も高く、学費だけでなく新社会人の新生活費用にもできるので、家庭に合わせた資金の活用ができます。
1-6.かんぽ生命「学資保険 はじめのかんぽ」
かんぽ生命が提供する「学資保険 はじめのかんぽ」は、医療特約のついた保障に特化した学資保険です。
入院や手術・放射線治療に対する保障が全員についています。
大学進学時だけでなく小中高の進学時にも祝金を受け取ることができます。
ただ、医療特約が付いているので払込費用よりも受取金額が少なくなるので要注意です。
1-7.住友生命「学資積立保険(たのしみキャンバス)」
住友生命が提供する「学資積立保険(たのしみキャンバス)」は、年金の仕組みを利用した学資積立保険です。
また、保険料が15,000円以上の場合にはたのしみランクが適用されます。
たのしみランクが適用されると、受取率がアップします。
ただ、契約者に万が一のことがあったときも保険料の免除がありません。
そのため、万が一のことがあった場合でも代理の契約者を立てて保険金を払い続けなければいけないというわけです。
2.必見!学資保険を選ぶ時に覚えておきたい2つのポイント
- いろんな保険の魅力があるのも分かったけど、結局どう選べばいいの?
- プランの中にも支払期間とか特約とか決める内容が多くてどうしたらいいか分からない
柔軟性が高い分、各家庭ごとに決めることも多い学資保険。
実は、学資保険を選ぶときに憶えておいてほしい最も重要な2つのポイントがあるんです。
- 返戻率を高くしてより多くの資金を備えよう
- 受け取れる時期を家庭に合わせて設定しよう
2-1.返戻率を高くしてより多くの資金を備えよう
払った保険金に対して返ってきて受け取れる金額の割合を示す返戻率。
より多くの教育資金を確保するためには、返戻率を高くする必要があります。
返戻率を上げるために気を付けるポイントは3つあります。
- 不要な特約は付けない
- 支払い期間を短く
- 若いうちに加入
特約には子どもの万が一に対応しているものと、契約者である保護者の万が一に対応しているものがあります。
保障をつけると万が一の時にお金が貰えるものの、最終的な返戻率は低くなります。
また支払期間を短くすることで返戻率は上がっていきます。
なぜなら、保険会社がより長い期間資金を運用できるからです。
契約者から預かった保険金を運用して契約者により多くのお金を返す学資保険。
多額を長期間預けると、保険会社の運用益が大きくなり、私たちの返戻金もより高くなります。
また、学資保険は契約者が死亡した場合も満額の保険金が受け取れます。
そのため、死亡リスクがより低い若年層のほうが安い保険金で満額を受け取ることができ、返戻率が高くなります。
教育資金を確保するため、より高い返戻率が見込めるようにプランを決めましょう。
2-2.受け取れる時期を家庭に合わせて設定しよう
教育資金に活用できる学資保険。
ただ、教育資金とはいっても必要なタイミングは多いですよね。
- 中高の入学準備
- 大学の入学金
- 大学の学費
など、各家庭によって資金を受け取りたいタイミングは異なるでしょう。
学資保険では、さまざまなプランがあり受取時期を細かく設定することができます。
家庭に合わせて必要な時期が異なるので、まずはどのタイミングで資金が必要になるか考えましょう。
家庭によって異なる教育資金の必要性に合わせて学資保険を活用すれば、家計を切り詰めることなくお子さんの進学を応援できること間違いなし!
3.学資保険を活用するメリット3選!
- 学資保険って言っても、毎月定額保険料を払込だけなら貯金でもいいんじゃないの?
- 貯金じゃなくて学資保険を利用する理由は何なんだろう。
教育資金を貯蓄する事だけが目的なら、毎月コツコツ銀行に貯金しておいてもいいですよね。
しかし、貯金ではなく学資保険を利用する人がいるのも事実です。
なぜ貯金ではなく学資保険を利用するのでしょうか。
多くの人が貯金でなく学資保険を活用する理由が3つあることが分かりました!
- 契約者の万が一に備えた教育資金の準備
- 生命保険控除が受けれて節税対策
- 教育資金の計画的な貯蓄
3-1.契約者の万が一に備えた教育資金の準備
教育資金を考えるうえで一番不安なのは、世帯主に万が一のことがあって確保できない危険性。
毎月の定額貯金だと、収入が減少してしまうと貯金ができなくなりますよね。
契約者に万が一のことがあったときに教育資金を確保できないという不安を拭えるのが学資保険。
学資保険を使えば保険料が払えなくなっても満額の保険料を受け取れます。
つまり、契約者に万が一のことがあっても教育資金を確保できるというわけです。
3-2.生命保険料控除が受けれて節税対策
学資保険を契約して保険金を支払うと、支払う税金の負担を少なくできます。
なぜなら、学資保険は生命保険料控除の対象になるからです。
生命保険控除を受ければ、所得税と住民税の負担が軽くなります。
ただ銀行で貯金するだけだと所得税も住民税もかかってしまいます。
つまり、学資保険に加入すれば、節税してお得に教育資金を貯めれるというわけです。
3-3.教育資金の計画的な貯蓄
学資保険を活用すれば、確実に教育資金を確保できます。
なぜなら、学資保険は途中で保険金を引き出すことができないからです。
銀行への貯金だと簡単に引き出せてしまうので、使ってしまう可能性がありますよね。
その結果として、「予定していた額が貯金できていない」という可能性も。
学資保険を使えば引き出せない分確実に教育資金を確保できてしまうというわけです。
「大学まで引き出せなかったら、中高の入学準備に活用できなくて困るから銀行貯金にしようかな」と思ったそこのあなた。
学資保険には、中高の入学時に祝金がもらえるプランがあります。
祝金は使わない場合は据え置きして必要な時に引き出すことも可能。
大学入学以前の教育資金に不安がある家庭では、受取時期を考慮してプランを決めていくことをおすすめします。
4.学資保険の思わぬ4つの落とし穴
教育資金を確保するために有効な手段である学資保険。
毎月決まった額を保険会社に預けておけば、万が一のことがあっても教育資金に困らないのでとてもお得ですよね。
ただ、ソニー生命の調査によると利用率は42.5%と半数以下の家庭しか利用していないことが分かります。
なぜこんなにお得なサービスを利用しない人がいるのでしょうか。
利用しない原因として、学資保険がもつ4つの意外な落とし穴がありました。
- 急な出費に対応できない
- 元本割れの危険性
- インフレに弱い
- 学資保険を受け取る時に税金発生
4-1.急な出費に対応できない
学資保険は受取時期を自分で決め、その時期以外には保険金を受け取れせん。
つまり、何かの事情で急な出費が必要になったときに、貯金なら使用できますが学資保険に振込んだお金は使用できないというわけです。
模試学資保険を活用されるのであれば、何かあったときに困らない額で貯めるようにしましょう。
4-2.元本割れの危険性
学資保険は途中で解約すると元本割れする恐れがあります。
なぜなら、学資保険の保険料は保険会社が運用して保険金だけでなく保険会社の利益や人件費などになっているからです。
満額払い込み、最後まで運用することによって返戻率が100%を越えている保険が多いだけ。
学資保険は、途中で解約してしまうと払い込んだ保険料よりも受取額が少なくなると思っておいたほうがいいでしょう。
とくに、加入してから解約までの期間が短ければ短いほど返戻率は低くなります。
「それならたんす貯金のほうがよかった」と頭を抱えることになるでしょう。
無理な計画を立てるのではなく、余裕のある保険金額の中で学資保険を検討することをおすすめします。
4-3.インフレに弱い
学資保険は契約時に決めた金額しか受け取れません。
インフレが進むとモノやサービスの値段が上がってお金の価値が下がります。
つまり、契約時に想定していたよりも大学の学費や習い事にかかる費用が高くなる可能性があるというわけです。
学資保険は契約してから受け取るまで約20年程の期間が存在するので、その間にインフレが進み、必要な教育資金が想定よりも高額になる可能性がありますよね。
しかし、受け取れる保険金額は契約時から変化しません。
その結果として、必要な教育資金を確保できない可能性があります。
4-4.学資保険を受け取る時に税金発生
実は、学資保険の受取時には税金が発生する可能性があります。
受取人が子どもである場合には「贈与税」が、親である場合には「所得税」がかかります。
一度に多額のお金を受け取ることになる学資保険。
税金がかかると聞き「受取金額が多くなれば多くなる分、税金も多くなって損をするのではないか」と不安に思っているのではないでしょうか。
税金がかかる場合とかからない場合があるので注意して加入しましょう。
受取人が親で一括で受け取る場合、支払保険金総額より50万円以上多い額を受け取らない限り税金はかかりません。
学資年金を受け取る場合は雑所得扱いになり、会社員の場合は年20万円までは非課税です。
ただし、自営業の場合はいくらであっても課税対象いなるので要注意です。
そして受取人が子どもであった場合にかかる贈与税は、年間110万円まで非課税になります。
受取人や受け取り方で、同じ保険料をおさめて同じ額を受け取ったとしても税金が変わってきます。
必要な教育資金得られるプランの中で、より少ない税金で受け取れる方法を探して契約することをおすすめします。
5.【学資保険だけじゃない】教育資金を準備する3つの方法
- 学資保険に契約するのは、いいことばかりじゃなさそう
- 学資保険以外で教育資金を確保する方法はないのかな
半数以下の家庭しか利用していない学資保険。
では、残りの半数の人はどのようにして子どもの教育資金を確保しているのでしょうか。
具体的に3つの方法があることが分かりました。
- 貯蓄
- 資産運用
- 奨学金や教育ローン
5-1.貯蓄
実は半数以上の家庭で教育資金確保のために活用されている貯蓄。
貯蓄の種類としては、銀行預金・ネット預金・財形貯蓄等ではないでしょうか。
貯蓄は、銀行のつぶれる心配が少ないため元本割れするリスクは少ないです。
少しでも利率が高い貯蓄を望むなら、人件費や家賃などがかからないネット銀行がおすすめです。
また、外貨預金は日本より高い利回りを受け取ることもできるので、調べてみてもいいかもしれません。
財形貯蓄の制度を使えば、給料から天引きされて自動的に教育資金を貯められます。
ただ、保険会社よりも銀行の方がつぶれる心配が少ないのは事実。
銀行に毎月お金を貯めて、そのお金を使用せずに生活できる人にはおすすめです。
5-2.資産運用
資産運用を行い自分の資産を増やせば、もとの資金よりも多く子どもの教育資金を確保できます。
しかし、得をするばかりではなく損をする危険性もある資産運用。
そのため、教育資金の確保が目的の資産運用の方法としては、投資信託がおすすめです。
投資信託は自分で資産の運用しません。
ファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロが債券や株式などの様々な資産や銘柄に投資します。
そして、投資信託にお金を預けた人は、ファンドマネージャーがあげた成果を受け取れます。
分散投資が可能で、損失のリスクが低いので確実に資金を増やしたい人におすすめです。
5-3.奨学金や教育ローン
想定していたよりも養育費がかかって、払えない!
急な出費が重なったりして、教育資金を準備できなかった!
事前に教育資金を確保できなかった家庭で活用されるのが奨学金や教育ローンです。
奨学金は教育機関や学生支援機関から高校生・大学生を対象に生活費や学費を賄うために貸与・給付される資金のことです。
貸与には有利子型と無利子型があって、有利子型だと利子を付けて返さないといけないから要注意!
奨学金で一番有名なのは「日本学生支援機構」が実施しているものです。
また奨学金のほかに教育ローンを活用する方法もあります。
教育ローンは、子どもの教育資金確保のために政府系の金融機関から借り入れるローン。
日本政策金融公庫の教育ローンは、民間金融機関よりも低い利率かつ優しい条件で借りれることが特徴です。
教育ローンは奨学金のように時期に縛りはありません。
しかし、好きな時に借りることができる分利率が高く設定されている可能性が多いので要注意です。
どちらにしても、将来的につかった養育費以上の額を返済する義務が生じてきます。
お子さんが社会に出ると同時に借金を抱えることが無いよう、事前に教育資金を確保することをおすすめします。
6.学資保険で悩んだら無料保険相談窓口を利用しよう【おすすめ5選】
- いろんな方法がある中でとりあえず学資保険検討したいけど、まだわからないこと多いな
- 私の家庭の場合はどうしたら一番お得に教育資金を確保できるんだろう
プランの多い学資保険。
決めきるサービスがないな、と思ったあなたは一度無料保険相談窓口を使用しましょう。
無料保険相談窓口では、各社の保険に対して中立の立場であなたにあった保険を提案してくれます。
「無料保険相談窓口ってどこにあるの」「どうやって相談すればいいの」、と悩まれる方におすすめの5つの保険相談所を紹介します。
- 保険コネクト
- ほけんガーデン プレミア
- みんなの生命保険アドバイザー
- ほけんのぜんぶ
- 保険市場
特徴 | おすすめの人 | |
保険コネクト | 日本最大級の無料相談窓口 | 多くの人が利用しているサービスに安心感を憶える人 |
ほけんガーデン プレミア | 学資保険専門の相談サイト | 他の保険の加入についての話は必要ない人 |
みんなの生命保険アドバイザー | 業歴15年以上の老舗サービス | 実績がある会社に安心して頼みたい人 |
ほけんのぜんぶ | 相談員全員ファイナンシャルプランナー | どうしてもファイナンシャルプランナーに相談したい人 |
保険市場 | 取り扱い保険会社数が最大級! | より多くの保険から比較して選びたい人 |
6-1.保険コネクト
保険コネクトは、保険ではなく保険販売窓口を紹介する、日本最大級の無料保険相談サイトです。
つまり、保険コネクトで無料相談をするとあなたの要求に最適なプランナーをマッチングしてくれます。
また保険を申し込みされる場合には、手続きの面倒くさい部分をプランナーが引き受けてくれます。
そのため、最低限の必要作業のみで契約することができるというわけです。
6-2.ほけんガーデン プレミア
ほけんガーデン プレミアは、学資保険に関する相談に特化したサイトです。
まず初めにライフプランニングを行い、将来どのタイミングでいくらの教育資金が必要になるかを把握します。
「教育資金はたくさん必要だ、ヤバい」といった漠然とした不安を持っていると、無駄な保険にも加入してしまうことになりかねません。
万が一に備えることはもちろん大切ですが、学資保険の一番の目的は必要な教育資金を準備することです。
ほけんガーデン プレミアを活用すれば、無駄なく教育資金を準備する方法を見つけることができます。
6-3.みんなの生命保険アドバイザー
みんなの生命保険アドバイザーは業歴15年以上・相談実績40万件以上を誇る老舗の無料保険相談窓口です。
名前を見ると生命保険しか対応していないように見えますが、学資保険の相談にも乗ってくれます。
実績数も多く、長年続いているという点からも安心して相談できるのではないでしょうか。
教育資金が必要な時期に合わせた適切な保険の提案はもちろん、現状の保険の無駄も的確に指摘してくれます。
ストップコール制度を導入しており、万が一無理な勧誘があった場も電話一本で担当の変更が可能。
業歴が長いことからもわかるように経験豊富なプランナーも多いので、適切に保険を選ぶことができます。
6-4.ほけんのぜんぶ
ほけんのぜんぶでは、相談員全員賀ファイナンシャルプランナーの資格を持っています。
つまり、相談員の質をとても高い状態で維持しており、安心して相談できるというわけです。
また、取り扱い保険会社は32社あり、全てを一斉比較して今ののあなたに適した保険を提案してくれます。
相談も見積も完全無料。
オンラインでも対応してくれるので、気軽に相談可能になっています。
相談するだけでお米や洗剤などをプレゼントをもらえるので、とりあえず相談してみてください。
6-5.保険市場
保険市場で取り扱っている保険会社は業界最多の84社で、よりあなたに適した保険を見つけやすくなっています。
オンラインでの相談はもちろん、チャットでの相談も可能。
チャットで何を相談したいかを事前に伝えて、担当の人と話すことができます。
実際にチャットを使ってみると、質問が分かりやすくて回答に困りませんでした。
また、チャットで先に用件を伝えることで相談員の方も目的が先にわかったうえで相談ができるので、とてもいいなと思いました。
まとめ:家計にあった方法で教育資金対策を!
教育資金確保のための手段である「学資保険」。
生まれたばかりの、またはこれから生まれてくるあなたの大切なお子さんが十分な教育を受けるために必要だと考える人も多いでしょう。
ただ一言で学資保険といってもプランはさまざま。
いつまで保険料を支払うのか、いつ保険金を受け取るのか、どんな保証をつけるのか。
家庭の状況によって必要なサポートが変わってきます。
そのため、余計な保障をつけることはせず、あなたに必要なものを選んでください。
もし学資保険がなんか違うかも、と思うなら学資保険以外の方法で教育資金を確保してもいいかもしれませんね。
一番大切なのは無理のない範囲で教育資金を確保することです。
子どものために無理をしても、保険料が払えなくなってしまっては意味がありません。
残るのは、無理をしてしんどかった思い出だけです。
日々の生活を充実させながらお子さんの教育資金が確保のための方法のひとつとして、学資保険を検討してみてください。
うまく活用すれば、日々のあたたかい思い出と、お子さんの教育資金が残ることになること間違いなしです。