- 給料が増えたのにも関わらず、貯金が増えない
- つい、余計なものを買ってしまう
- もらったお金を全て使ってしまう
- 物欲が止まらない
生活レベルをさげるべきと分かっていながらも下げれない人は多いです。
皆さんも、一度はネット記事やYouTubeなどをみて節約するための方法や貯金方法などを調べたのではないでしょうか?
しかし、理解したのにも関わらずめんどくさい感情や誘惑に負けたりなどして、なかなか実行できずにいる人は多いです。
そのため、常にお金がないという状態を抜け出せないでいる方がほとんどのはず。
この記事では、浪費家かつ自分に甘い方に向けて書きます!
そして、誰でも簡単に継続できる方法をステップごとに分けてお伝えしていきます!
今まで、理解していながらも行動に移せなかった理由を知れ、生活レベルを下げるための一歩を踏み出せるでしょう。
- 浪費癖のある人は要注意
- 利用していない固定費から生活レベルを下げる
- 生活レベルを下げないと老後に響く
目次
1.生活レベルを下げるべき人
生活レベルを下げるべき人は、一体どのような人でしょうか?
まずは、あなたが生活レベルを下げるべきかをチェックしてみましょう。
この中で、一つでも当てはまる人はぜひ読み進めてみてください。
生活レベルをさげるための考え方や方法を学び、将来に備えていく必要があるでしょう。
最近、話題のFIERですね。いわゆる、早期退職のこと。
株の配当額だけで、生活ができる金額(20~30万)を毎月稼げている人は早期退職をする傾向があります。
とはいえ、株の配当額だけで早期退職をしている訳ではありません。
5000万~1億の資産形成はしています。そのため、生活水準を下げる必要が。
現在、早期退職をしている人も出費を抑えてるからこそ自由な生活を手に入れています。
給料が上がっているのにも関わらず、貯金がたまっていない人は注意!
つまり、お金を持った分だけ支出してしまう傾向があると意味します。
生活レベルは、一度上げると下げることが難しいため、今後も給料があがっても貯金できない可能性が高いです。
給料が上がるたび、家賃が高いところに住み替えている、買っているものの値段が上がっている人は要注意です。
教育費は想像以上にお金がかかるもの。
文部科学省の基礎データ資料によると、1人あたり全て国公立でも約900万円、全て私立だと約2300万円も。
加えて、幼少期の習い事や塾などの費用が重なると更に教育費はかさみます。
そのため、子どもを不自由なく大学まで通わせるためには計画的に貯蓄をする必要が。
安月給の人ほど計画的にお金を貯めていきましょう。
一人暮らしは、家賃である固定費が毎月かかります。
また、食費や電気代、日用品など、生活をするために必要なあらゆる費用を自分ひとりでまかなうことに。
そのため、必然的に実家で生活している人に比べ貯金がしずらい状況になります。
だからこそ、一人暮らしの人はより一層、毎月の出費額を計算して、生活水準を下げる意識をもつ必要があるでしょう。
「つい、コンビニでお菓子を買ってしまう」「つい、セールという文字を見ると買ってしまう」など”つい”が多い人は要注意。
理由としては、「つい買ってしまう」という行動は、感情で動いていることと同じだから。
というもの、計画的に考えている際、人間の脳は理性が働き、感情を抑制しようとします。
そのため、コンビニだけでなく、ついなにかを買ってしまう頻度が高い人は、将来にかかる資産整理ができていない可能性が高いでしょう。
それゆえ、感情で動いてしまうのです。
「後輩におごってしまう」など、つい良いところを見せたいと思う人は注意。
良いところ見せたいという考えは悪くないですが、何も考えずにおごりすぎている人は危険です。
理由は、貯金をせずこのままその生活を続けていると、破綻してしまう可能性があるから。
病気、事故、リストラ、倒産など生活状況はいつ変化するかは分かりません。万が一のために、計画的に貯金はしておきましょう。
2.生活レベルを下げることが難しい3つの理由
「生活レベルを下げなければならない」と分かっていながらも、収入が上がるとつい無駄遣いしてしまう人は多いのではないでしょうか?
手元のお金が増えるたび、持っているお金を全て使ってしまうことは、多くの人の悩みのひとつ。
頭では理解していても、実際行動に移せないのはなぜなのだろうか?
結論からお伝えすると、3つの理由が挙げられます。
- 将来に対する危機感がないから
- 自分に甘く浪費癖があるから
- お金に対する目標をもっていないから
2-1.将来に対する危機感がないから
生活レベルを下げることができないほとんどの人は、将来に対する危機感を持てていません。
なぜ、危機感を持てていないのかというと資産の整理ができていないから。
つまり、将来にかかる費用をきちんと把握して備えるという行動ができていないということ。
それゆえ、生きていくうえでかかってくる費用をイメージできず、貯金しなければならないという危機的感情を持てないのです。
例えば、「教育費にこのくらいかかる」や「老後費用にどのくらいの金額がかかるか」などを把握できていない状態。
だからこそ、危機感を感じることなくお金を使ってしまうのです。
しかし、現状のお金の把握(=資産整理)をすると、少なくとも危機感を持つことはできるようになります。
危機感を持つためにも一度、「自分の貯金が10年後どうなっているべきか」「理想の貯金額になる為にはどうすればいいか」を考えることをオススメします。
「そんな大きい額を考えるのは難しい、イメージがつけれない」という方は、まずは1ヶ月の収入額と支出額と貯金額をわけてまとめてみるとよいでしょう。
そうすると、ご自身が1ヶ月に収入の中でどのくらい将来の貯金にまわせているか、10年続けるとどうなるかに気づけます!
2-2.自分に甘く浪費癖があるから
お金を無意味に使ってしまう人の多くは、浪費癖があります。
「いつの間にか家の中にものが溢れている」
「これ、いつ買った?」
「セールや限定という言葉に載せられて、つい買っちゃった」
思い当たる節がある方は、要注意!
浪費してしまう原因は、お金を使う際のルールを決めていないからです。
人間は感情で動く生き物で、かつ意思が弱い生き物。
だからこそ、自分で自分を抑制するためのルールは必須なのです。
よくコンビニでついお菓子を買ってしまったという経験はないでしょうか?
それは、コンビニで買い物をしていい金額を設定していないから。コンビニで買わないための工夫ができていないから。
コンビニで浪費しないためのルールは沢山作れます。
例えば、「コンビニではお菓子やコーヒーは買わない」「コンビニでは300円までに精算金額を抑える」など。
解決策として、例にあげたように自分が守れそうなルールを設定してみること!
人間は、感情で動く生き物で、かつ意思が弱い生き物という前提を理解したうえで、自分自身の行動を抑制できるルールをつくってみましょう。
2-3.お金に対する目標をもっていないから
お金に対する目標は、生活レベルを下げるうえで必要です。
理由としては、人間は目標がないと頑張れない生き物だから。目標がないからこそ、今もっているお金を全て使ってしまうのです。
そのため、解決策としてはまずはあなたの状況と目標を整理します。
例えば、現在あなたは一人暮らしをしている独身。月収が20万円、貯金が100万円。10年後には、1000万円の貯蓄が欲しいと考えている。
文字にして書くだけで、10年後100万円にするためにはどうすればいいかを考えるきっかけになるはず。
一度、紙とペンを出して試してみるとよいでしょう。
3.生活レベルを下げるための2つの考え方
生活レベルを下げるための行動の前に、まずは持つべき考え方を知るべき。
とういうのも、多くの人は生活レベルをさげるための行動は理解しています。
しかし、実際に行動にできていない理由はどこかめんどくさい感情や誘惑、見栄を張りたいなどの感情に負けているから。
そのため、簡単に行動してみようと思える考え方をまずは紹介していきます。
3-1.使うべきお金の優先順位を決める
自分自身がお金をかけたいポイントとかけたくないポイントを分けること。
理由としては、人によってお金をかけたいものに対する優先順位が違うから。
2つほど例をあげてみます。
(1)家庭を持っている家族
価値観として、子供の教育費はケチりたくないため子どもがやりたいと言った習い事にはお金をかける。しかし、その分外食の優先順位は下げるという考え。
(2)一人暮らしの独身社会人
価値観として、人との繋がりを疎遠にはしたくないため交際費にはお金をかける。その変わり、たばこをやめたりシャンプーなどの日用品は安いものにしようという考え。
ライフステージによって使いたいお金の価値観は様々。
そのため、自分の中でお金の優先順位を決めてしまうと楽になるはず。無理なく節約できるところから、浪費を減らしていきましょう。
3-2.節約生活ではゲーム感覚で楽しむという考え方をもつ
節約という考えだと、無理して我慢をしている気持ちになります。
理由としては、人間は我慢をすることに対して強く抵抗感やストレスを感じるから。
だからこそ、節約生活で我慢ばかりするのではなくゲーム感覚で楽しいと思うことが大事です。
例えば「毎月1万円だけは自分の好き勝手に使えるお金にする」と我慢だけでなく、ご褒美方式を取り入れます。
または「セールの日以外は買わない!」などオトクを追究するゲームのように捉えるのも面白いです。
一度、ゲーム感覚で楽しみながら取り組むことで徐々に無駄なものを買わないようになるはず!
無駄遣いの王道である、「セール」とう文字を見るとつい買ってしまうという事もなくなるでしょう。ぜひ、意識してみてください!
4.生活レベルをストレスなく下げるための8つのSTEP
生活レベルをいきなり下げることは難しいです。まずは、一度上げた生活レベルを下げるのは難しいという前提を認識しましょう。
その上で、STEPごとにわけ、徐々に生活レベルを下げていけるように取り組んでいきましょう。
STEP1.生活レベルの診断を受け家計を見直す
自分自身の収入と支出がどのくらいかを、まず把握するとよいでしょう。
その上で、毎月どのくらいの金額を貯金すれば、老後は心配しなくて暮らせるかを考えます。
実際の現状の資産を、目に見える形で整理することが大事です。
STEP2.支出を減らすためにポイ活を利用する
いきなり、支出を減らすのは難しいはず。その点、ポイ活であれば支出しながら無理なく節約することが可能に。
ポイントを貯めることで、ポイントで買い物ができるからです。多い人であれば、毎月1万円分もポイントでお買い物をしています。
ポイントはばかにできないです!ぜひ、モッピーやハピタス、ポイントインカムなどを登録してみましょう。
STEP3.日常生活で必要なもの以外を断捨離する
日々の生活は、無駄なもので溢れかえっている事が多いです。
契約しているけどあまり見ないNetflix、家にいることが少なく使用する機会がほぼないWIFIなど。
所有しているだけで、毎月使っていない固定費を断捨離するようにしましょう。
一度整理すると、結局使用していない固定費は沢山出てくるはず。
「もしかしたら使うかもしれない」のもしかしたらは、来る可能性の方が低いため、もったいぶらず手放すことをオススメします。
STEP4.通信費を格安SIMに変える
通信費をばかにしている人は多いです。めんどくさいからという理由で通信費に1万円近くかけていないでしょうか?
格安SIMだとその半額近い値段しかかからないことは、みんな知っているはず。
1ヶ月で考えると大した節約にはならないと思いますが、1年間に置き換えるとすごい額に。
例えば、今通信費に1万円を支払っており格安SIMに変えると3000円になる人の場合。1ヶ月だと、なんと8000円の節約に!。
1年間つづくと、9万6千円の節約!9万6千円もあれば、旅行いけちゃいますね。
とはいえ、「今使用しているキャリアの契約期間が残っていて、変えると2重でお金がかかる」と悩んでいる方もいるかと思います。
安心してください!
格安SIMに乗り換える際、UQモバイルやLINEモバイルでは、「キャッシュバック」や「ポイント」などのキャンペーンをしているタイミングがありました。
キャンペーンのタイミングで契約すると、結果的に違約金がかからずに乗り換えが可能に。
とはいえ、キャンペーンがなくても、違約金を払ってでも格安SIMに変えたほうが長期的にみるとオトクです。
違約金は2万円程度です。格安SIMと大手キャリアでは、1ヶ月の差額は多いと8000円も。3ヶ月間で違約金分は戻ってきます。
一度、重い腰をあげて格安SIMに変えにいくとよいでしょう!
STEP5.外食を減らし自炊に変える
自炊はすごく体力がいります。買い物をする時間、メニューを考える時間、つくる時間、片づける時間など圧倒的に大変。
しかし、その分経済的には楽になり貯金しやすくなるのも事実。またそれだけでなく、健康面でもプラスになります。
自炊も慣れれば、簡単!初心者の方には、土日にできる簡単な作り置きをおすすめします。
理由は、自炊をしない人のほどんどはめんどくさいと思っているから。平日、仕事で疲れた後に料理をつくる気力がないんですよね。
そのため、土日の時間に余裕があるときに3~5品ほど副食をつくっておくと楽でしょう。
まずは、同じメニューを毎週繰り返しつくり慣れていき、一歩ずつ挑戦してみてください!
STEP6.保険を見直す
保険の見直しは、する価値があります。知らないうちに、あまり関係のない保険に入っているということはよくある話。
保険は万が一のリスクヘッジのために積立てておくため重要です。
しかし私たちが知識がないゆえ、保険マンから適当な言葉を並べられ、関係のない保険まで契約しがち。
そのため、本当に必要な保険に入っているか一度見直してみるとよいでしょう。
中には、今まで支払っていた額は無駄になると感じ躊躇してしまう人もいるはず。そんな方は、一度冷静になってみてください。
いらない保険に入る方が無駄遣いと気づくはず。
一度、ファイナンシャルプランナーにオンラインで保険の見直しをしてもらいましょう。
ポイ活をしている人であれば、ポイント貯めながら保険も見直してもらえるためオトクですよ!
それでもめんどくさいと感じる方は、パシャって保険診断をインストールしてみましょう!
個人情報を入力することなく、簡単にアプリから現在の保険の見直してをしてもらえます!サクッと保険内容の相談したい人にはピッタリでしょう。
STEP7.家賃の安い家に住む
給料があがったからといって、家賃の高い家に引っ越しをしている人は多いのでは?
家族が増えたから大きい部屋に引っ越すなどであれば問題ないです。
しかし、給料が上がったことが理由で引っ越ししている人は要注意。
給料はいつ下がるかわかりませんよね?
そんなとき、固定費をあげておくのはかなり危険です。
更新のタイミングにでも、身の丈にあった部屋に引っ越しをするとよいでしょう。
STEP8.地方や海外に移住する
仕事柄にもよるが、場所関係なく仕事ができる人は地方や海外など、物価が安い場所に引っ越す選択肢もあります。
収入が変わらず物価が安いところに引っ越すことで、支出額を抑えれます。
都心であると、一番分かりやすいのが家賃。東京で借りるより、地方で借りる方が半額近く節約することが可能に。
固定費を下げる行動は、一番体力と労力がかかるが、結果としてのリターンは大きいです。
そのため、場所関係なく仕事ができる人はぜひ検討してみてください。
仕事柄難しい人は、老後など仕事に縛られなくなってから考えてみるとよいでしょう。
5.生活レベルを下げないと起こりうる最悪の末路
自分の感情に負け、生活レベルを下げずに生活をし続けるとどうなるのでしょうか?
「年金があるから」
「最終的には国が守ってくれる」など思っている人は危険!
ぜひ、読み進めてください。
5-1.一生働き続ける必要がでてくる
生活レベルを下げていないということは、貯金ができていないこと。
貯金ができていないと、常に支払いに追われているため不安な感情を持ち続ける事になります。
また、不安な感情がある時、人はリスクヘッジのため働き続けます。現在でも年金を受け取るタイミングを5年ずらし働き続けている人も沢山。
老後になったとき、周りがゆっくりと老後生活を満喫しているなか、お金に不安があるがゆえ働き続けるのは悲しいはず。
そうならないためにも、貯金をしておくとよいでしょう。
5-2.適切な医療を受けれない
貯金がないと適切な医療を受けれないように。理由は、費用が高額だから。
「保険に入っているから大丈夫」と思っている人も多いかも知れません。
しかし、保険ではまかなえないような病気にいつなるかは誰にもわかりません。お金がなくて適切な治療をうけれなくなるのはあまりに残酷。
自分の身になにが起こるかは意識しながら、将来のお金を備える意識をすると良いでしょう。
5-3.年金だけでは暮らせなくなる
正直、年金だけでの生活は厳しくなっています。ちなみに、現在の年金額を記載してみました。
国民年金 | 約5万6,000円(月) |
厚生年金 | 約14万3000円(月) |
思っていたより、少ないと感じませんか?特に国民年金の場合は、月5万しか支給されません。生活するためには、不可能な額です。
厚生年金でも、都会であったり、持ち家がなく家賃暮らしだと、年金だけでは厳しいです。
そのため、貯金や生活レベルと下げることが必須だと分かるはず。
また、将来物価が上がる可能性もあります。しかし物価が上がったとしても年金額は変わりません。
例えば、物価が今の2倍になった場合、100円で購入できていた水が、200円払わないと購入できないことに。
そうなると、今まで購入できていた分の半分のものしか買い物ができない状況に。
せっかく老後生活を楽しむために働いていたとしても、買いたいものを変えないような惨めな思いをしたくないですよね?
だからこそ、生活レベルを下げ、少しでも貯金額を増やせるように今から努力しておく必要があるでしょう。
まとめ|生活レベルを下げれない人は浪費から減らしましょう
浪費は、日常生活で意外と溢れています。しかし、普段のちょっとした浪費は簡単に抑えることが可能。
- 生活レベルの診断を受け家計を見直す
- 支出を減らすためにポイ活を利用する
- 日常生活で必要なもの以外を断捨離する
- 通信費を格安SIMに変える
- 外食を減らし自炊に変える
- 保険を見直す
- 家賃の安い家に住む
- 地方や海外に移住する
ステップごとに合わせて、できることから一歩ずつ進んでいきましょう。
特に、STEP3である「日常生活で必要なもの以外を断捨離する」は一番効果を感じれるでしょう。
普段、利用していない無駄な固定費を減らすことで生活レベルが下がるだけでなく、あなたの心まで軽やかになるはず。
ぜひ、浮いたお金を実感するためにも重い腰をあげて実行してみましょう!
浪費を抑え、計画的に貯金することであなたの老後がバラ色になれるよう祈っております!