- ロビンフッドっていう株投資アプリが流行ってるらしいけど、私も使えるの?
- 株投資なんてしたことないけど、挑戦してみたい!
あなたは、ロビンフッドというアプリを知って興味を持ったものの、株の知識がないのに上手く使えるか不安なのではないでしょうか?
予めお伝えしておきますが、ロビンフッドは、現在、アメリカでのみ利用できる株投資アプリです。
よって、今のところ、残念ながら日本人はロビンフッドを使うことができません。
しかし、ロビンフッドに類似するアプリは日本にもあります。
この記事では、3種類のロビンフッドに類似する株アプリを比較して、あなたに最適のアプリを紹介します。
最後まで読めば、どの株投資アプリを利用すべきか判断できるでしょう。
あなたも自分に合ったアプリで株投資をはじめましょう!
目次
1.ロビンフッドはアメリカでのみ使える株投資アプリ
ロビンフッドはスタンフォード大学を卒業した秀才2人によって設立された会社、ロビンフッド・マーケッツが運営しています。
ロビンフッドを利用するためにはアメリカのソーシャルセキュリティ番号(SSN)というものが必要です。
SSNはアメリカ国民や永住権取得者、労働などで一時的に滞在する人に発行される番号で、日本人が日本に住んでいる状態で得られるものではありません。
よって、ロビンフッドはアメリカにいる人のみが利用できるアプリです。
ロビンフッドのユーザーをロビンフッダーと呼びますが、ロビンフッダーの年齢の中央値は30歳。
さらに、2021年7月末の時点でロビンフッダーは1700万人を突破しました。
アメリカのミレニアム世代がこぞって利用していることがわかります。
1-1.ロビンフッドは取引手数料が無料
ロビンフッドの最大の特徴、それは取引手数料が無料であることです。
買うときも売るときも、株の値段そのものを払ったり得たりできます。
よって、手数料を気にせずこまめに売買を行うことができ、少しでも株の値段が上がったときに売却するだけで簡単に利益を出すことができます。
また、ロビンフッドは小額での投資が可能です。
株は一般的には100株を1単元とし、1単元ごとの売買をおこないます。
1株1000円だとしたら、1単元は10万円。
10万円を投資に利用するのはなかなか心が決まらないのではないでしょうか。
しかし、ロビンフッドでは単元未満売買をおこない、ほんの少しの金額でも投資することができるようにしています。
どれくらい少しかというと、1ドル(およそ110円)から。
ロビンフッドでは、もはや1単元未満ではなく、1株未満、それも100万分の1株ごとに取り扱います。
100万分の1株単位で取引できるため、今までであればお金がないからと諦めていた有名な会社の高価な株を、誰もが購入できるようになりました。
1-2.今後日本で利用できる可能性あり
取引手数料が無料で、110円から株に投資できてしまうロビンフッドは、残念ながら現時点では日本人が利用することはできません。
しかし、筆者はロビンフッドがいずれ日本市場に参入してくる可能性が十分にあると考えています。
なぜなら、ロビンフッドはアメリカの会社の株だけでなく、日本の会社の株を取り扱っているからです。
ロビンフッダーが日本の会社の株に投資するためには、日本円が必要です。
そのため、アメリカドルを日本円に交換してから取引を行うのですが、実は、為替をする時には手数料がかかってしまいます。
ロビンフッダーの半数は投資初心者。
為替手数料を支払って日本の会社の株を購入することはかなりリスクの高い行為です。
しかし、日本市場に参入すれば、投資初心者の日本人は、アメリカの投資初心者と同様に国内の会社の株を購入すると考えられますよね。
よって、日本の会社の株を取り扱っているロビンフッドは、将来的に日本でも利用できるようになると考えられます。
また、ロビンフッドが日本で利用できないままであっても、ロビンフッドの特徴を踏襲した日本国内で利用できるアプリが開発される可能性は非常に高いでしょう。
なぜなら、世界全体として「小額から投資可能」「株の取引手数料が完全無料」の方向に動いているからです。
日本もその波に遅れることなく着いていくと予想できます。
実際に
といったアプリがリリースされています。
その両方を兼ね備えた、日本のロビンフッドがリリースされるのは、もうすぐかもしれませんね。
2.ロビンフッドの代わりとして日本で利用できる株投資アプリ3選
ロビンフッドは利用できないものの、現時点で、日本人が使える株投資アプリはいくつか存在します。
この記事では3つの株投資アプリを比較してみます。
3つのアプリの比較表は以下の通り。
各アプリを細かく見ていきましょう。
2-1.「PayPay証券」1000円からお手軽株投資ができる
PayPay証券の特徴は投資できる最小金額が1000円と非常に小額であることです。
1000円以上であれば、1株未満でも投資できます。
簡単に大企業の株主の仲間入りができますね。
取引手数料は必要ですが、ほんの少しの金額から投資できることで、投資に対するハードルは下がるでしょう。
残念ながら新規登録特典はありませんが、1株に満たなくても1000円から投資できる、というのは投資初心者にはかなり嬉しい制度です。
さらに、おいたまま買付の制度があり、予めPayPay証券にお金をおいておくことで、株を購入する際に銀行から送金する必要がありません。
この制度は現在、AmazonやPanasonicなどの一部の会社の株を買う時のみ利用できますが、将来的には対応の会社が増加するでしょう。
また、ソフトバンクとみずほ証券が共同運営しており、いずれも名の知れた企業ですから、安心してアプリを利用できます。
2-2.「STREAM」取引手数料無料で日米の株が買える
STREAMの特徴は取引手数料が無料であることです。
しかし、1単元を最小単位とするため、投資するためには一度に多額のお金が必要となってしまいます。
投資へのハードルは少し高いですが、今、STREAMに登録すると5000円相当の株を必ずもらうことができます。
もらえる株は業種までは絞れますが、会社はくじで決まります。
くじには、日産自動車やメルカリ、サイゼリヤなどのような有名な会社の株ばかりが含まれているため、登録するだけで有名な企業の株主になれます。
運営は株式会社スマートプラスが行っています。
設立は2017年3月とまだまだ実績が少ない会社なので、100%安全・安心なアプリであるとは言いきれないでしょう。
2-3.「SBI証券株アプリ」使いやすさ抜群のアプリで簡単に取引できる
SBI証券株アプリの特徴はアプリの使いやすさにあります。
通知機能がついており、売り時、買い時を見逃さずにすみます。
また、単元未満の取引も取り扱ってくれ、1株から売買が可能。
取引手数料は手数料のプラン、取引した物にもよりますが、基本的には1回あたり55円以上で、取引金額が上がると手数料も増加します。
新規登録特典はありませんが、1株から投資することができるため、挑戦しやすいですよね。
運営は株式会社SBI証券が行っており、安心してアプリを利用できます。
まとめ|低コストで株投資を始めるならPayPay証券
初めて投資をする方は、PayPay証券を利用してみるといいでしょう。
小額からの投資が可能なため、リスクを最小限に抑えて投資することができます。
また、取引手数料無料で投資したい方はSTREAMを、アプリの使いやすさを重視する方はSBI証券株アプリをインストールしてみるのもいいかもしれませんね。