【徹底比較】マネーフォワードとzaimの特徴的なサービスを比べてみた

口座やクレジットカードの情報を登録することで自動的に家計簿が作成される家計簿アプリ。

便利で継続しやすいことから、利用している人が急増してます。

ただ、お金に関する情報を登録するので情報漏洩などの危険性を危惧することも。

安全性という面では、運営会社の安定やユーザーの多さなどが判断材料になるのではないでしょうか。

家計簿アプリのなかでも有名で利用率の高いものがマネーフォワードとzaim。

どちらかを使っておけば、情報漏洩などの心配も少なそうですね。

では、ふたつのアプリの違いは何でしょうか。

マネーフォワードzaim
運営会社株式会社マネーフォワード株式会社Zaim
連携中のサービス数約2620約1500
特徴的な連携先生命保険会社やFX家庭向けサブスクリプション型サービス
おすすめの利用者キャッシュレスやネットショッピングが中心店舗での現金支払いが中心
利用者に多い評価電子マネーやカードと連携できて、ズボラでも継続できるUIがシンプルで分かりやすく基本操作が簡単

大きな違いといえば、連携サービスの数で圧倒的にマネーフォワードのほうが多いです。

ただ、UIが分かりやすくて基本操作が簡単なのはzaim。

どちらにも魅力があってどちらを選べばいいかわからないですよね。

この記事では、ふたつのアプリの特徴を調べることでどんな人におすすめかを調査しました。

最後まで読めば、自分がどちらを選べばいいかがわかること間違いなしです。

1.マネーフォワードにもzaimにもある基本的な3つの機能

さまざまな家計簿アプリがある中でも、多くの人に知られていて利用されているマネーフォワードとzaim。

多くの人が利用する理由として考えられる、どちらにも共通して備わっている3つの機能がありました。

  1. クレジットカードや口座と連携して自動で収支計算
  2. 現金払いもレシートで自動入力
  3. 収支がグラフで一目でわかる

1-1.クレジットカードや銀行口座と連携して自動で収支計算

実際に財布の中身に変動があるわけではないキャッシュレス支払いや引き落とし。

マネーフォワードやzaimなら、カードや電子マネー、銀行口座と連携することで自動で計算してくれます。

家計簿でめんどくさいのは毎日の収支の登録ですが、自動で登録して計算してくれるのでとても便利。

ただ、便利だと言われてもお金にまつわるカードとかを連携して、情報漏れないの?と不安になりますよね。

もちろん危険性が全くないわけではありませんが、家計簿アプリで登録するのはWebサイトへログインするためのパスワードだけ。

つまり、送金や商品購入に必要なパスワードは登録しません。

パスワードを使い分ければ危険性を低くすることができ、安全で便利な機能を使うことができます。

1-2.現金払いもレシート撮影で自動入力

何のサービスも連携していない現金での決済も、レシートの撮影をすることで自動で入力。

実際に購入したレシートを撮影するだけで、金額や日付などを読み取り自動で収支の計算をしてくれます。

値段だけでなく日付も自動的に読み取ってくれるので、後日撮影しても問題なし。

購入した日の記録として自動的に登録されます。

ただ、もちろん機械なので全てを完璧に読み取ってもらえるわけではありません。

金額や商品など、実際のレシートに書いているものとずれている可能性もあります。

機械を信じ切ることはなく、最後はあなた自身が確認して、必要に応じて手書きで修正するようにしてください。

1-3.収支がグラフで一目でわかる

あなたの使い過ぎが一目で見て分かる、収支グラフ。

毎日の記録の中で、支出をカテゴリー別に登録しておくことで、グラフを自動的につくってくれます。

ただ支出額の合計を見て予算を超えていたとしても、内訳がわからないとどこを節約すればいいかわからないもの。

闇雲に節約していても、うまくいかなくて続けられないという経験をした人も多いのではないでしょうか。

家計簿アプリを使えば、カテゴリー別に色分けして金額や割合を表記してくれます。

使い過ぎが一目見てわかるということは、節約できるところも一目で分かりますよね。

無駄遣いをなくして、効率よく貯金するためにもとても便利な機能です。

2.初心者が取り組みやすいzaimの3つの魅力!

家計簿アプリの基本的な機能が備わっているzaim。

では、マネーフォワードよりもzaimがすぐれているのはどういう点なのでしょうか。

調査してみると、3つの魅力があることがわかりました。

  1. レシート反映が優秀
  2. 連携数の上限なし
  3. 課金すれば医療費控除の計算も可能

2-1.レシート反映が優秀

マネーフォワードにもzaimにも備わっているレシート撮影機能。

しかし、その性能には大きな違いがあります。

zaimは、レシートを撮影すると自動でカテゴリに分類してくれます。

また、キャッシュレス決済時のレシート情報をアプリ内に記録できるようになりました。

その結果、カードのデータが反映された際に品名で記録を残すことが可能に。

もちろん、間違いが全くないわけではありません。

手書きで再入力することもありますが、ほかの家計簿アプリに比べて優秀な事は事実です。

2-2.連携できるカードなどの数の上限がない

キャッシュレス決済の増加の影響で、さまざまなカードや電子マネーなどを活用する人も多いのではないでしょうか。

zaimは、マネーフォワードと違い、無料でカードや口座などをいくつでも連携することができます。

ポイントを効率的に貯めるために、お店ごとにカードを使い分けする人も多い今の時代。

連携数の上限なく登録できるので、どの決済も忘れることなく自動で計算することができます。

2-3.zaimプレミアムで給付金や医療費控除の見落としをなくせる

公式でまとめている無料とzaimプレミアムの違いはこちら。

広告の非表示などさまざまな特典があるのですが、zaim特有なのは医療費控除の計算や給付金の検索。

収入や医療費の額によって所得税が軽減できるけど、計算するのが面倒な医療費控除。

実は、医療費控除の申告をすることで所得税だけではなく、国民健康保険料や児童手当などに影響を及ぼすこともあります。

また、居住地の給付金を検索できるため見落としてもらい忘れる心配もありません。

もらえるお金を確実にもらって堅実に家計を守るために活用できるzaimプレミアム。

特にお子さんのいる核家族世帯におすすめです。

3.とりあえず家計簿をつけたいにはZaimがおすすめ

レシート撮影機能など便利な機能の多いzaim。

そんなzaimをお勧めしたいのは、家計簿初心者のひとです。

家計簿をつけるにあたって一番めんどくさいのは、毎日登録しないといけないこと。

レシートの撮影機能が充実しているので、毎日の記録の登録を気軽にすることができます。

また、マネーフォワードを比べてデザインがシンプルで分かりやすく、操作しやすいzaim。

家計簿初心者のあなたにおすすめです。

4.財務管理までできるマネーフォワードの3つの魅力

初心者向けのzaimに対して、財務諸表の作成など財務管理もできてしまうマネーフォワード。

調査をしていくうちに特におすすめしたい3つの魅力を見つけました。

  1. 証券口座やFXも反映される
  2. 資産管理までできる
  3. 課金すれば推移グラフで資産の見える化も可能

4-1.連携可能な証券口座やFXが圧倒的に多い

カードや口座などの連携が進む家計簿アプリ。

その中でも連携できるサービスの種類が多いことが特徴のマネーフォワード。

連携できるカードや口座の種類が多いのはもちろん、証券口座やFXのデータも反映されます。

証券口座はzaimでも導入されていたりしますが、FXはマネーフォワードだけ。

また連携できる証券口座の種類は、マネーフォワードが圧倒的に多いです。

4-2.ソーシャルレンディングなどの資産運用にも対応

さまざまなサービスと連携しているマネーフォワード。

特に特徴的なのは、ソーシャルレンディングとも連携しているところです。

リスクはあるけど利回りのいいソーシャルレンディング。

持っている資産を運用したいひとにはもってこいのサービスですよね。

つまり、マネーフォワードを使えば現金取引の管理だけでなく、資産運用の管理ができてしまいます。

また、マネーフォワードは資産だけでなく住宅ローンなどの負債の管理も可能。

本格的な資産運用をしていきたいと思っている人におすすめです。

4-3.プレミアム会員になってポイント失効を回避

公式でまとめている無料会員とプレミアム会員の違いはこちら。

無料版では限られている連携可能数の上限がなくなるプレミアム会員。

また、マネーフォワードのプレミアム会員の特徴的なサービスは、ポイントやマイルの有効期限の表示や通知。

連携できるポイントの種類も多いマネーフォワード。

貯めたポイントを無駄にしてしまうことなく、効率的に使うことができます。

5.資産管理もしたいひとにはマネーフォワードがおすすめ

無料版では連携可能数に上限はあるものの、zaimよりも連携できるサービスの幅が広いマネーフォワード。

特に、連携できる証券口座の種類の数は段違いに多いため、「連携してなくて登録できない」と悩むことは少ないです。

また電子マネーの種類も多く、現金をほぼ使わずキャッシュレスで決済を行う人は連携することで手書き登録の手間が少なくなります。

ただ、無料版だと10個までしか登録できないので要注意です。

また、連携できるサービスの幅が広いことで資産運用に特化しているマネーフォワード。

株式の取引やFXなどの登録ができ、資産の増減が一目で確認できます。

マネーフォワードは、家計簿の管理だけでなく、自分の資産の管理をしたいひとにおすすめです。

まとめ:用途に合わせてマネーフォワードかzaimか選ぼう

操作が簡単で初心者でも気軽に家計簿を続けられるzaim。

家計簿だけでなく資産の管理をすることができるマネーフォワード。

どちらも特に大きな問題が起こったこともなく、ユーザーが多いアプリです。

何の目的で家計簿をつけるかによって、ダウンロードするアプリを選びましょう。

また、家の家計簿と個人的な資産などで使い分けして、併用してみるのもおすすめです。

まずは一度ダウンロードして無料版を使ってみて、使いやすいかどうかを判断してみてください。

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